ウォーキングを趣味にしよう!初心者向けにメリットから注意点まで徹底解説!

ウォーキングを趣味にしよう!初心者向けにメリットから注意点まで徹底解説!

「趣味としてウォーキングを始めようかな」
「ウォーキングと散歩ってどう違うの」
「趣味がウォーキングという人は多いのかな」

このような疑問を持たれていませんか。この記事では、ウォーキングを趣味として行うメリットや注意点、おすすめのウォーキングコースまで解説していきます。

本記事を書いている私は、30代半ばでウォーキング歴3年です。ウォーキングを始めたきっかけは「20代と比べて体力の衰えを感じた」ためでした。

現在は週3~4回行っており、毎年ウォーキングイベントにも参加しています。今までの経験を踏まえてウォーキング初心者に分かりやすくお伝えします。

ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。

【この記事で伝えたいこと】

  • ウォーキングの3つのメリットと5つの注意点
  • ウォーキングを楽しむコツ
  • ウォーキングをする時のおすすめグッズ
目次

ウォーキングとは

ウォーキングとは、”健康のため”という目的をもって歩くことをいいます。それに対して散歩は明確な目的や目標などはなく、気分転換のために歩くことを差します。

ウォーキングを行う人口は年々増加しており、公益財団法人 笹川スポーツ財団の調査によると「調査を始めた1996年からウォーキングを行っている推計人口が 3 倍近く増加し、2020 年から実施率は1.1 ポイント上昇、推計人口は 103 万人増えた」と報告されています。(引用元:公益財団法人笹川スポーツ財団 散歩・ウォーキング推計実施人口 4,981 万人と過去最多)

また、週1 回以上の「散歩・ウォーキング」推計人口は以下のようになっています。

年度推計人口(万人)
20143,623
20163,376
20183,412
20203,692
20223,795
出典元:公益財団法人 笹川スポーツ財団

減少した年度もありますが、近年は少しづつウォーキング人口が増えていることが分かります。

ウォーキングを趣味にする3つのメリット

ウォーキングを趣味にするメリットは以下の3つです。

  • 気軽に始められる
  • 健康促進に繋がる
  • 低予算で始められる

それぞれ解説します。

気軽に始められる

ウォーキングは誰でもどの年代でも気軽に始められる点がメリットです。

なぜなら、特別な道具を必要とせず動きやすい服装と運動靴があれば今日からでも始められるから。

男性に人気の趣味として筋トレがありますが、自宅で行うにしてもダンベルなどの道具が必要になりますし、トレーニングジムに行かないといけないなど趣味として始めるにあたって多少ハードルがあります。

しかし、ウォーキングであればトレーニングジムなど特定の場所に行く必要もありませんし、1人でも始められます。

気軽に始められる点は趣味として継続して行うためにも大切なことと言えるでしょう。

健康促進につながる

ウォーキングの大きなメリットは健康促進につながる点です。

ウォーキングは有酸素運動であり、継続して行うことで以下のような効果が期待できると言われています。

  • 体脂肪の減少による肥満解消
  • 血中の中性脂肪の減少
  • 血圧や血糖値の改善
  • 心肺機能の改善
  • 骨粗鬆症の予防

(出典元:厚生労働省ウォーキング e-ヘルスネット)

上記の内容についてのエビデンスは以下の通りです。

長時間継続して歩くことで有酸素性運動ができる手軽な運動がウォーキングです。有酸素性運動は継続時間が長くなるほど脂肪をエネルギーとして利用する比率が高まるので、体脂肪の減少による肥満解消や血中の中性脂肪の減少、血圧や血糖値の改善に効果があります。さらに運動することによる心肺機能の改善や骨粗鬆症の予防などの効果も見込まれます。

ジョギングと異なり、常に足が地面についていますので、膝や腰の疾患を抱えている方でも傷害のリスクが少なく、精神面でも開始時のハードルが低い運動として人気があります。

習慣化することが大切ですので、歩数計で記録を残したり、日本一周などの目標を立てたり、スリーデーマーチのような大会に出場することや携帯音楽プレイヤーで気分を変えたりする工夫も必要です。

また最近ではインターネット上に記録を残したり目標達成率を計算したり同好の方と交流して励まし合えるような支援サイトもありますので、上手に利用されることをお薦めします。

(引用元:厚生労働省ウォーキング eヘルスネット)

30代になり運動不足や体力の低下を感じている人は、趣味としてウォーキングをおすすめします。

低予算で始められる

低予算で始められる点もメリットの1つです。

何か習い事をするにしても、入会金や月謝などを支払う必要があります。1回1回の値段は小さくても、長期間続けていくとそれなりの大きな金額になってしまいます。

しかし、ウォーキングであれば道具を揃える以外の費用は必要ありません。そのため低予算で始められる点はメリットと言えます。

ウォーキングを趣味として楽しむ5つのコツ

ウォーキングが体にとって良いものであり、趣味として始めている人が増えていることも理解できたと思います。

しかし、「歩くだけで楽しいのかな」と疑問に感じる人もいるでしょう。そこで、ウォーキングを趣味として楽しんで行うコツを紹介します。

  • 目標を決めて取り組む
  • 行先を決めずに歩く
  • ウォーキングをする時間帯を変える
  • イベントに参加する
  • 写真を撮りながら歩く

それぞれ解説していきます。

目標を決めて取り組む

目標を決めることで達成感が生まれ、よりウォーキングを楽しめます。

目標は何でも良い。目的地を決めてそこまで歩く。歩数を目標にする。歩く距離を決めてみる

など。少し頑張れば達成できる程度の目標を立てると良い。

目標を持って取り組むとよりウォーキングを楽しめます。

目的をもってウォーキングを始めたとしても、毎日同じコースを歩いているだけでは誰でも飽きてしまいます。

「1日1万歩歩こう」「あの店まで歩こう」など、歩数でも良いですし目的地を決めても良いでしょう。

少し頑張れば達成できる程度の目標を立てて取り組むと達成感を感じつつ、楽しみながらウォーキングを行えます。

行先を決めずに歩く

行先を決めずに歩くと思いがけない発見があり、楽しみながらウォーキングができます。

お決まりのコースをウォーキングするのも良いですが、同じ景色で代わり映えがしないとマンネリ化してしまいます。

「飽きてきたな」という気持ちを無くすためにも、時には普段通らない道を歩いてみると良いでしょう。

ウォーキングをする時間帯を変える

歩く時間帯を変えるだけでもウォーキングをさらに楽しめられます。

趣味としてウォーキングを続けていると、ルーティーン化して同じコースを同じ時間帯に歩くようになっているでしょう。

しかし、ウォーキングの時間帯を変えると同じ風景でも朝や夕方、夜では違った雰囲気になります。普段とは違う時間帯にウォーキングすると新たな発見もあるでしょう。

しかし、暗い時間帯は事故に遭う可能性も高まります。道幅が大きい場所や車通りが少ない場所を選んで安全な場所でウォーキングを行ってください。

イベントに参加する

最近は、全国各地でウォーキングイベントが開催されています。

特に順位を競うものではないので、緊張感もなく純粋に楽しみとして参加できます。

イベントに参加することでモチベーションも維持できますし、同じ趣味を持つ友人もできるかもしれません。

近くでウォーキングイベントがある場合は積極的に参加すると良いでしょう。

写真を撮りながら歩く

写真を撮りながらウォーキングすると、違った楽しみ方ができます。

「綺麗な景色がないかな」「良い雰囲気の場所がないかな」と普段よりも集中して風景をみるため、小さな発見も多くみつかるでしょう。

また、ウォーキング中に撮った写真をSNSにアップしていくとインターネットを介してウォーキング仲間もできます。

SNSを通して同じ趣味を持つ仲間ができると、よりウォーキングを楽しみながら行えるはずです。

おすすめのウォーキングコース!初心者でも歩きやすい場所4選

ここでは、おすすめのウォーキングコースを紹介します。初心者でも歩きやすいので、あなたの住んでいる近場にもないか探してみてください。

  • 街中
  • 大きな公園
  • 遊歩道
  • 川の土手

街中

街中は歩道も綺麗に舗装されているので歩きやすいですし、夜でも明るい場所が多いため初心者にもおすすめです。

しかし、以下の点には注意が必要となります。

  • アスファルトのため足に負担がかかる
  • 道幅が狭い場所は注意する
  • 信号が多いとウォーキング効果が低下する

初心者であればウォーキングを始めたての頃は、足への負担も大きくなります。

無理をして怪我に繋がらないように注意しましょう。

大きな公園

大きな公園の外周にはウォーキングやランニングをする人達のために、合成樹脂系を使用したコースがあります。

合成樹脂系を使用することでアスファルトのような硬さがなく、足への負担を軽減しながらウォーキングが行えるためおすすめです。

また、公園の外周コースには何kmと距離が記載されていたりと、ウォーキングの距離も管理しやすいという特徴もあります。

近くに大きな公園がないか1度調べてみましょう。

遊歩道

遊遊歩道とは、主に散歩のために作られた道であり、レクリエーション森林内に設置されている歩道をいいます。

森林内に設置されていますが、山を登るための登山道とは異なります。

遊歩道は自然の中をウォーキングできますし、自然の風景写真が撮れたりするため、初心者におすすめのコースの1つです。

ガヤガヤとした場所から離れて静かな場所でウォーキングを楽しみたい人にも向いているコースと言えるでしょう。

どこに遊歩道があるかわからない人は、Googleマップで「遊歩道」と検索すると場所が分かります。あなたの近くにも遊歩道がないかチェックしてみてください。

川の土手

近くに川の土手がある場合は、ウォーキングコースにしましょう。

道が整備され歩きやすくなっている川の土手も多く存在しているため、初心者でも歩きやすい場所と言えます。

また、周りの建物よりも高い位置にあるため景色も良いですし、水の流れる音で癒されるためリフレッシュもできます。

近くに川の土手があれば、あなたのウォーキングコースに取り入れてみましょう。

ウォーキングを趣味にするなら必須!便利な6つのアイテム

ウォーキングは、特別必要な道具もなく始められます。しかし、持っていれば便利に感じるアイテムもあるため紹介します。

  • 動きやすい服装
  • ウォーキングシューズ
  • ウエストポーチ
  • ドリンクボトル
  • ウェアラブル端末
  • ウォーキングアプリ

それぞれ解説していきます。

動きやすい服装

当たり前のことですが、動きやすい服装は必ず準備しましょう。ジャージなど手元にある動きやすい服装であれば問題ありません。

しかし、本格的に趣味としてウォーキングをするならウォーキングウェアを準備しましょう。

ウォーキングウェアは、上下ともに吸汗速乾性が高いもので、伸縮性のあるストレッチ素材を選ぶと歩きやすいです。

スポーツ店で1度チェックしてみましょう。各メーカーから様々なウォーキングウェアが販売されています。

ウォーキングシューズ

ウォーキング始めたての頃は運動靴でも構いませんが、趣味として楽しむならウォーキングシューズを購入しましょう。

ウォーキングシューズはスニーカーなどの靴と比べて靴底が厚くクッション性に優れています。

また、シューズ内で蒸れるのを防ぐためにメッシュ素材で、通気性に優れたシューズもあります。

足の負担を軽減させるためにもウォーキングシューズを履きましょう。

ウエストポーチ

ウォーキングにはウエストポーチがあると便利です。

ウォーキングをする際にポケットにスマホなどを入れていると歩きにくく、落としてしまう可能性もあります。

大きなウエストポーチだと動きにくくなるので、スマホや小銭入れが入る程度の小さめのウエストポーチで大丈夫です。

大事な物を守るためにも準備しておくべきアイテムと言えます。

ドリンクボトル

ウォーキングといっても歩いているうちに、汗をかきます。脱水状態にならないためにも水分補給は必ず必要です。特に夏場などの暑い時期はより注意が必要です。しっかりと水分摂取をしながら行うことでより健康的にウォーキングが行えます。

最近では小さめのドリンクボトルも販売されていますし、ウエストポーチにもドリングボトルを入れられるポケットがついた物も販売されています。

ウエストポーチと一緒にチェックしておきましょう。

ウェアラブル端末

ウェアラブル端末とは、手首や腕などに装着するコンピューターデバイスをいいます。

iPhoneで有名なAppleが販売しているApple Watchもウェアラブル端末の1つです。

ウェアラブル端末は主に以下の内容を管理できます。

  • 歩数
  • 消費カロリー
  • 移動距離
  • 心拍計
  • 睡眠計

ウェアラブル端末は主にスマートウォッチタイプとリストバンドタイプの2種類に分けられます。安い商品であれば、数千円程度で購入できます。

目標を立ててウォーキングに取り組みたい人は、しっかりと数字で管理できるためおすすめのアイテムです。

ウォーキングアプリ

ウォーキングアプリとは、ウォーキングすることでポイントが貯まるアプリをいいます。

ウォーキングアプリは歩いた歩数や距離、消費カロリーの計算も可能です。また、ウォーキングした距離に応じてポイントが貰えて、獲得したポイントをマイルやビットコイン、Amazonギフト件に交換可能なものも増えています。

代表的なウォーキングアプリは以下のようなアプリがあります。

  • aruku&
  • dヘルスケア
  • トリマ
  • ALKOO

せっかくウォーキングするならウォーキングアプリを上手に活用してポイントを貯めながら行いましょう。

ウォーキング時の注意点!5つのことに要注意!

次にウォーキングを行う時の注意点を解説します。以下の5つに注意してください。

  1. 小銭やスマホを持っていく
  2. 紫外線対策をする
  3. 歩き方に注意する
  4. 無理はせずマイペースにやる
  5. 体のケアを行う

小銭やスマホを持っていく

ウォーキングをするときは手ぶらの方が、身軽で歩きやすいです。しかし、小銭とスマホは持っていくようにしましょう。

なぜなら、ウォーキング中に何かトラブルが発生する可能性があるからです。

例えば、歩いていて足首を挫いてしまい歩き続けるのが困難になる可能性も0ではありません。まさかのトラブルに対処できるよう備えて、スマホや最小限の小銭は持ってウォーキングにいきましょう。

紫外線対策をする

紫外線対策は、意外と忘れがちなので気をつけましょう。特に昼間など紫外線の強い時間帯にウォーキングする場合は必須と言えます。

30代を過ぎると肌トラブルも増え、大きな影響が出始めます。

日焼け止めを使用したり、帽子を被るなどして対策をしたうえでウォーキングを楽しみましょう。

歩き方に注意する

ダラダラと歩いていては意味がありません。ウォーキングでは歩き方にも注意してください。

歩き方のポイントは以下の通りです。

  • つま先をまっすぐ振り出す
  • 普段よりも少し大股気味で歩く
  • 腕は大きく振る
  • 頭は揺らさず固定する
  • 顎を少し引いて視線は少し遠くを見る
  • 可能なら腹式呼吸を意識する

正しい姿勢で歩くと筋肉の動きにも違いができてきます。

しっかりと筋肉を使ってウォーキングするには、歩き方がとても重要になるため注意しましょう。

無理はせずマイペースでやる

無理して毎日続ける必要はありません。無理して毎日続けて挫折してしまっては元も子もないので、自分が継続して行える程度でマイペースにしましょう。

初心者は1日20〜30分や1日2〜3km程度を目安として取り組むと良いでしょう。

いきなり長時間や長距離を歩く必要はありません。少しづつ時間や距離を伸ばしていくと無理なく続けられます。

体のケアを行う

ウォーキング後の体のケアも大切です。

運動不足の人であれば、軽いウォーキングでも足に疲労が溜まります。疲労をそのままにしておくと足の重だるさや筋肉痛につながる可能性も。

ウォーキング後は、ストレッチをしたり湯舟の中でマッサージするなど少しケアする時間を作りましょう。

ウォーキングを趣味にしよう!のまとめ

ウォーキングは気軽に始められて必要な道具も少ないため趣味として取り組みやすいと言えます。

30代になると仕事も忙しくなり運動不足を感じている人は多くいるでしょう。

また、30代になると筋肉量も低下し基礎代謝も低下し始めます。このまま何もしないと体は衰えていく一方でしょう。

少しでもウォーキングに興味を持たれたのなら、早速歩いてみることをおすすめします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次