「30代で趣味を始めたいけど、何を始めれば良いかわからない」・「ひとり向けの趣味を探すときに、押さえるべきポイントを知りたい」こんな悩みを持つ30代男性はいませんか?本記事では、30代男性がひとりでもすぐに始められる趣味を厳選して21選を紹介します。趣味を探すときのポイントも解説しています。
【この記事で伝えたいこと】
- 趣味を見つけるときに年齢や継続のしやすさを見極める
- 初心者でも始められる趣味は自分にあったものを選ぶ
- ひとりでは続かないものは候補から外す
30代が趣味を探すときのポイント
30代は仕事のキャリアでも中間の折り返し地点です。仕事が忙しくもあり、生活においては安定の時期でもあるといえます。しかし、仕事ばかりで「これといった趣味がない」という方も珍しくはありません。そこで、30歳の独身男性におすすめの趣味の探し方やポイントについて以下に解説します。
30代のライフステージにあわせた趣味の発掘
30代の独身男性が趣味を探すときに念頭に置きたいことがライフステージです。
例えば、20代なら「できていた」ことでも、30代では「もうできない」ということもあるでしょう。逆に50代や60代ではできないことも30代ならまだ始められるというケースもあるかもしれません。
年齢によって周囲の環境や自分でできることが変化するため、いまの年齢にあった趣味を発掘することが大切です。
ひとりでできること
30代になると若いときに一緒に遊んでいた友人・知人との関係も大きく変化します。仕事や日々の忙しさに埋もれて、旧友などとはあまり合わなくなる時期が30代です。そのため、趣味を始めても、仕事で都合が合わなかったり、共通の趣味ではなかったりして、2人以上の人数を必要とする趣味はハードルが高いと言えるのです。
そこで、ひとりでできる趣味を探すのがセオリーです。気分としてもひとりでできる趣味は気楽です。自分の時間に合わせて日程を調整できますし、他の人が集まらなくても自分だけで趣味を楽しむことができます。
趣味がストレスや体の健康を害さないもの
仕事のストレスを和らげて生きがいを探したいという方の中には、趣味が体の健康を害するケースもあります。趣味はすべてが楽しい事ばかりではありません。そのとき、ストレスに感じたり、寝不足などで体を壊すのはよくありません。
ずっと好きでやってきたという趣味ならともかく、30代で新しく探す趣味は、本末転倒にならないためにも適度な距離感が必要です。
利益やメリットを第一に考えないこと
趣味を探すときにビジネス思考で選んでしまうことがあります。「自分にメリットがあるからその趣味をやる」というのは、そもそも本当の趣味とは言えません。なぜなら、趣味は義務や責任とは無縁の気軽に楽しむためのものだからです。やっていても苦にならず、楽しく、仕事や普段のストレスを忘れて没頭できる趣味がおすすめです。
もちろん、利益やメリットになることでも趣味として楽しめるなら問題はありません。どうしても利益やメリットのあることを趣味にしたい人は、そこに義務感を持ち込まないように工夫することです。過度な目標を掲げない、やっていてストレスになるように頻度を下げる、時間を置くなどです。
一般的に女性からモテる趣味から選ぶ
30代の独身男性が趣味を始める上で「女性にモテたい」というのは立派な理由です。だからこそ、女性から好感を持たれる趣味や女性と一緒に楽しめる趣味はデートに適しており、仲良くなりやすいです。また、会話が盛り上がる趣味や外見と趣味のギャップがある人は、モテる傾向にあります。
漠然と趣味を探していて、彼女もほしいと思っている方は、ぜひ以下記事から趣味を選んでみても良いかなと思います。
30代に人気な定番の趣味
ここでは、30代に人気な定番の趣味を以下に7つ取り上げます。
旅行
30代に人気な定番の趣味として代表的なのが「旅行」です。旅行は女性が好むものという認識はすでに古く、好きな場所に行って気分を落ち着けたり、新しい体験をしてみたりしたい男性にもおすすめの趣味です。
仕事のない日や有給、長期休暇など、旅行のしやすいタイミングがあります。ただし、旅行は頻繁に行けるものではないため、1ヶ月やシーズン単位での頻度になります。
以下記事では、30代のひとり旅を楽しむ方法を5つご紹介しております。ひとり旅行をしてみようかなと漠然と考えている方は、ぜひご覧ください。
カメラ
カメラの趣味は、30代の独身男性が何気なく始めるものとして人気があります。最近はスマホでもカメラ撮影ができるため、費用をかけない趣味としても始められます。もちろん、本格的にカメラを購入して、野外撮影や人物撮影などをするのもありでしょう。
サブカルチャー系の趣味がある方なら、コスプレ撮影などをカメラの趣味にもできます。編集技術などをすでに持っていれば、さらにカメラを楽しむ幅は広がるでしょう。
カフェ巡り
昼休みや休暇を趣味の時間にしたいときは、カフェ巡りが人気です。カフェ巡りとは、旅行趣味の中でもカフェに特化したものです。女性に多い趣味ですが、基本スタンスとして静かなカフェでくつろぐことが目的なので、男性でも趣味にできます。特に有名チェーンではなく、地元や地方の喫茶店を巡るのもありです。
ひとりキャンプ
近年では、一人で楽しめる話題の趣味が「ひとりキャンプ」です。ブームの背景にはアニメ「ゆるキャン△」やそのドラマ化、キャンプ系のユーチューブ動画配信などがあります。
キャンプは意外にもお金がかかる趣味なので、道具やキャンプ上、移動手段などある程度の予算を考えておく必要があります。また、キャンプは知識も必要ですから、最初は基本的なことを知るところから始める必要があります。
しかし、ひとりキャンプでしか得られない体験もあるため、ただのピクニックや旅行とは違うのもキャンプを趣味に選ぶときのポイントです。
登山
趣味の中でも運動と自然を掛け合わせた人気の趣味が「登山」です。山々に囲まれたハイキングコースを歩くだけでも日常とは異なる感覚を得られます。標高のある山など、距離や傾斜が困難になるほど苦労も多いですが、登りきったときの達成感は格別です。
ただし、登山は初心者の事故も多いため、十分な知識と危機管理が必要です。特に遭難や低体温などの事故には注意しましょう。
サイクリング
自転車一つでさまざまな場所に行ける趣味が「サイクリング」です。サイクリングの方法は、専用のロードバイクがなくても、普通のシティサイクルや折りたたみ自転車でも可能です。
歩きや車とはまた違った風を切る感覚や景色の良さがあるため、一度始めてすぐハマる方も珍しくありません。サイクリングはたくさんですることもありますが、一人でできる趣味でもあるため、自分のペースを守って続けられます。
スポーツ観戦
30代の男性の中には、部活やスポーツ経験者もいて、「スポーツ観戦」が趣味にぴったりな人がいます。自分で競技をするのと外から観戦するのではまた違った楽しさがあります。
例えば、サッカー、野球、バスケ、相撲などのポピュラーなものからマイナー競技まで自分の好みでOKです。
もちろん、スポーツ経験がなく、見たいスポーツが特にない人でもテレビや動画配信の影響を受けてその競技のスポーツ観戦をしたくなる人もいるでしょう。そういった「見てみたい」という気持ちが少しでもある人にはおすすめな趣味です。
家でできる趣味
次に、自宅で可能な趣味について紹介します。中には外で活発に動き回るよりも自宅で完結している趣味が合っている人もいます。
DIY
30代男性が自宅でできる趣味にしやすいのが「DIY」です。「日曜大工」とも呼ばれることがあり、エクステリアやインテリアの製作や飾り付けなど、DIYに含まれるものは多岐にわたります。特に、DIYはそれを専門としていない人が趣味として行うことに意味があります。身の回りのものや住宅関連、庭先などのDIYが多いでしょう。
動画DVD鑑賞(映画やドラマ、アニメ)
子供や学生の頃は動画やDVDをよく見ていた人でも30代になって見なくなったという人もいます。そこで、趣味として「動画DVD鑑賞」を始めるのもおすすめです。ジャンルはさまざまですが、話題の映画やドラマ、アニメ、お笑い番組などは特に人気でしょう。
スマホで動画を見る時代になってからは、DVDよりも動画配信を見放題などで見るほうが便利なケースも多いことから、まずは自分にあった動画配信サービスを選ぶことです。DVDで見る場合は、レンタルで足を運ぶのも良いですが、宅配レンタルなどのサービスを活用すると忙しい人でも続けやすいでしょう。
以下記事では、30代の方におすすめする映画やアニメなどをご紹介しております。ご興味のある方はぜひご覧ください。
読書(漫画や小説、ハウツー書籍など)
落ち着いた趣味として自宅でできるのが「読書」です。読むテーマやジャンルは、漫画や小説、ハウツー書籍、専門書など、とにかく自分が興味のあるものを読むことがおすすめです。
なぜなら、趣味の読書は無理して読んでも続かないからです。仕事のビジネス書や専門書など、普段から義務的に読んでいるものがある人は、そこから離れて別のテーマの読書をするのもありです。
料理
男性でも趣味として始める人が増えているのが「料理」です。特に一人暮らしで自炊を始める人は、料理に興味を持っていろいろと凝った道具や調理メニューを選択する人が結構います。
趣味の料理は、「自分でただ作る」というだけでなく、普段挑戦しない料理に挑んだり、料理教室などで作れるレパートリーを増やしてみたりするなど、前向きに取り組むことがポイントです。
園芸・ガーデニング
高齢の方の中には盆栽や土いじりとして趣味にする人も多いですが、30代の男性にも趣味として「園芸・ガーデニング」は自宅でできるのでおすすめです。植物が成長する姿を眺めて癒やされたり、収穫した野菜や果物類を取って食べたりといった満足感があります。
ただし、雑草や虫対策などが同時に必要となるため、最低限の知識や手間ひまをかける必要はあります。
裁縫・クラフト
自分の服や小物などを自分で修繕したり作ったりする「裁縫・クラフト」は自宅で黙々とできる自分の世界に没頭しやすい趣味です。特に身の回りのものを趣味として裁縫・クラフトすることで、楽しみながら既製品とはまた違った愛着を持つことができます。
特に普段雑に布製品や小物を扱っている人には、見直す機会となるため趣味にするのが良いかもしれません。ただし、手があまり器用でない人が趣味にすると、逆にストレスがたまるので気をつけましょう。
音楽鑑賞
小学校や中学校で必修の音楽は、趣味として音楽鑑賞にもできる代表的なものです。普段音楽を聞かない人でも自宅に帰って、聞くだけで趣味にできます。機器としては、コンポやラジカセ、レコード、現在ではスマホ・パソコンやMP3プレイヤーなどで聞くことができます。
音楽のジャンルはクラシックからJ-POP、ロック、ジャズ、レゲエなど自分のフィーリングに合ったものを選ぶと良いでしょう。とはいえ、難しく考えずにCMやテレビドラマ、アニメの曲など、いま好きなものを聞くだけでも趣味として成立するので、聞く時間を確保するだけでOKです。
楽器(ギター、ピアノなど)
音楽鑑賞は聞くことが中心の趣味ですが、「楽器」は自分で音楽を奏でる趣味です。30代から楽器を始める人は少しハードルが高いかもしれませんが、ギターなどとっつきやすいものもいくつかあります。
ただし、吹奏楽の本格的な楽器は練習がしにくいだけでなく、重低音の楽器の多くは道具の用意も難しいため、芸術楽器の場合はフルートやピアノ、トランペットなどが良いでしょう。音楽の楽器もほとんど未経験という場合は、カジュアルなギターを選ぶのも1つの手です。
プラモデル
趣味として好き嫌いが大きく分かれるものに「プラモデル」があります。男性でもプラモデルにハマる人とそうでない人がいて、自分で作ることに達成感やこだわりをモテる人におすすめです。
ただし、プラモデルを「なぜ始めから箱の中で組み上がっていないんだ?」と思う人はあまり向いていません。プラモデルは作る工程を楽しむことに重点があるためです。早さや技術を磨いてこだわりのある趣味とすることもできます。
イラスト
自宅でできる趣味としてイラスト作成があります。イラストを書くためには、スケッチブックでも可能ですが、最近ではパソコンで画面上に作成するケースが増えており、投稿サイトなどで共有して楽しむ人も増えています。
特にイラストに書きたいものが決まっている人は趣味として続けやすいでしょう。プロほどではなくてもそこそこの技量や経験があれば、ひとつ上のステージでイラスト作成を楽しめます。
以下記事では、30代からイラストを始める方向けに、始める際に必要な物やイラストを上達するコツを紹介しております。イラストに興味がある方は、ぜひご覧ください。
仕事帰りにできる趣味
趣味の中には休日を利用しないとできないものだけでなく、仕事帰りにできる趣味もあります。
ゲーム
仕事帰りの帰宅時にスマホや小型ゲーム機を使用して「ゲーム」を趣味にする人は結構います。ゲームの良いところは、自分でその趣味の特別な楽しみを見つけ出さなくても、プレイした人が楽しめるように工夫されていることです。
子供が熱中しすぎてゲームばかりしてしまうのは、ゲームが長く楽しく遊べるようになっているためです。趣味として選べば続けやすいという長所があります。
なかには、ゲームセンターのアーケードゲームのように筐体のプレイを趣味にするという人も少数ながらいます。ネットカフェでオンラインゲームをするなど、行う環境も選べるゲームは飽きにくく、続ける趣味として魅力があるでしょう。
資格取得
より実践的で自分の経験値の向上も見込める趣味が「資格取得」です。芸能人などにも多い趣味で、仕事で必要だから取る義務的な資格取得とは異なります。何も意味はなくても資格を取ることを目標にしていることが趣味として成立する理由です。
カラオケ
個人でできる印象があまりない割に、ひとり向けの趣味として人気なのが(ひとり)カラオケです。カラオケボックスは大勢でワイワイするのも一つの楽しみ方ですが、一人で歌ってストレスを発散したり、気分を高めたりできるのが良いところです。最近では、ひとりカラオケ用のプランも登場するなど、個人でお得に楽しめるカラオケボックスも増えています。
ジム(筋力)トレーニング
筋肉をつけることに特別な意味を持つ男性は意外と多く、その筋肉好きを趣味にするためにジムトレーニングをするというのも趣味として成立します。
トレーニングや筋トレと聞くときついことをするイメージがありますが、体に筋肉をつけたり鍛えることそのものが楽しくなる人もいるのです。そのため、筋肉やトレーニングに興味のある人は趣味にしやすいでしょう。
キックボクシング
ジム(筋力)トレーニングの中でもより実践的な格闘競技のスポーツとしてよく知られている「キックボクシング」です。すでに女性でもキックボクシングに通う人が増えるほど、国内で人気が高まっています。
ジムの中には一人で勝手にトレーニングできるところや指導者の付くところもあるなど、自分で選べるのがポイントです。
お金がかからない趣味
これまで挙げた趣味の中には、お金のかかるものも少なくありません。次の趣味はお金を一切かけることなく始められて、最後まで続けることができます。
ウォーキング・ランニング
体を動かす趣味の中でもウォーキング・ランニングは、教室に通ったり事務で会員費用を払うことなく始められます。ウォーキングは高齢者層がする趣味と思われがちですが、健康を意識した30代がダイエットや運動不足解消などをきっかけに始めることが珍しくありません。
もちろん、トレーニングジムで費用を支払って、天候を気にせずに歩いたり走ったりできるマシンもありますが、基本は一切費用をかけない趣味といえます。
おすすめできないひとりでする趣味はある?
ひとりでする趣味としておすすめできないものもあります。特にテニスは2人以上で始める趣味では人気でおすすめですが、一人では趣味を継続できない代表格です。コートを借りても一人ではできず、壁当てくらいしか練習できません。
趣味としてテニスなど複数人でする競技は一人で楽しむのには適していないでしょう。ただし、教室に通うという手はあるので、趣味にしていけないかというと、絶対ではありません。とはいえ、少し練習しようかなと思ってもできないことはあらかじめ知っておきましょう。
まとめ
今回は、30歳の独身男性が趣味を探すときのポイントやおすすめの趣味について紹介しました。
上記から趣味を選ぶときは、年齢や一人ですることをメインに自分にあったものを厳選することです。
間違っても義務感や利益・メリットで選ばず、続けられて苦にならないものが望ましいでしょう。ぜひ、自分にあった趣味を見つけてください。